飯島暉子 個展 “藪” 2024年3月8日 – 3月17日

飯島 暉子 個展 “藪”

2024年3月8日(金)ー 3月17日(日)
開廊時間:日の出から日の入りまで
※開催日によって開廊時間が異なります

会 場:NEST(ネスト)google map
〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分








右足が落ち葉にはまり、そこから藪蚊が湧いてくる。

肌を隠す。拒まれているようだった。



− 飯島 暉子








この度、NEST(ネスト)では、飯島 暉子(いいじま あきこ)による個展 “藪”を開催致します。
これまで飯島は、身体感覚を通して周囲の環境を捉え直すアプローチを、様々な観点から行ってきました。

その意識は、飯島自身が作家として関わる手前の状態や、任意の自然な環境に対して向けられており、そういった状況に意識的であるからこそ、〈作品化する≒残す〉ということに対して自覚的なアウトプットが選択されています。そのきわめてささやかな行為を特定の場所に配置する所作や、時間の変化に伴って生成/消失される微細な変化の可視化は、作品として強く存在を残そうとする、モニュメンタルな彫刻的意識とは対極にあるアプローチであると言えるでしょう。

同様にそれは、素材の選択という段階にも明確に表れています。例えば“埃(ほこり)”は飯島作品にしばしば用いられる素材ですが、作家自身は「埃という素材は無価値なものとしてある一方で、痕跡としては多弁な存在」と語っています。端的にゴミとして扱われる存在が、一方では時間の堆積であり、身体の痕跡であり、複数の事象の集合体であり、、というように、物質を多面的に捉える視座がそこにはあり、“配置による違和感”を生み出す点においても、展示空間を仮設的に捉える手法と親和性の高い、一貫した素材の選択を見て取ることができます。

今回、飯島は大阪府内の一部地域にある「両墓制」という風習の跡地を訪問し、そこで得た体験や慣習にまつわる考察を経て、NESTの展示空間とそれらを重ね合わせる表現を試みます。遺体が一時的に(即ち、“仮設的に”)埋葬される行為や、希薄さを伴った場所性といったリサーチにおける諸要素を、エファメラルな素材を用いてNESTの展示環境の中で立ち上がらせます。

尚、その内容に伴い、本展覧会は日の出を開廊時間、日没を閉廊時間として自然光の中で開催されます。そのような展示におけるフォーマットの選択もまた、飯島の恒久的なものの強度に対する疑問の表れであり、ギャラリーや美術館では難しい、NESTという場であるからこその作品鑑賞を体験いただけると考えています。是非、今回のテンポラリーな観賞空間に足をお運び頂けますと幸いです。




飯島 暉子|Akiko IIJIMA

1994年神奈川県生まれ。2021年東京藝術大学院修士課程修了。 ものだけでなく、空間そのものに掃除や整理、配置などの極めて細やかな行為を施す。
そこで生まれた微細な変化を行為の残滓として作品化している。

過去の個展に、「室内経験」(文華連邦内Marginal Studio/ 東京/ 2021)
グループ展に、「ファンダメンタルズフェス」(東京大学駒場博物館/東京/2023)、「三菱商事アート・ゲート・プログラム2021-2022 支援アーティスト6組による新作展」(代官山ヒルサイドフォーラム/東京/2023)

https://akikoiijima.tumblr.com/
Instagram @akiiijima_

左 《Wipe the dust》2015  右《Hole》2017 / 2021再制作





トークイベント「配置と生死の空間論」
大手前大学講師の下田元毅氏をゲストにお招きし、生活空間から離れた場所に置かれた墓の配置と死生観との結びつきについて考えていきたいと思います。

2024年3月16日|土|  14:00より(90分)
定員:10名程度 ※入場料無料

ゲスト:下田 元毅
大手前大学 建築&芸術学部 講師。建築・インテリアを中心に内・外部空間との関係性までを含めた、空間デザイン手法に関する研究をおこなう。縮退時代を迎え、新しく建てるだけではない空間設計のあり方が求められていることから、空間デザイン(リノベーション・コンバージョン含)の研究・実践を通して、今日的デザイン手法と概念を導き出そうと試みる。
漁村ごとに異なる景観や町並みを文化的側面から研究し、かつて使われていた取水装置を再起動させる災害対策の事前復興計画を練ることや、場所のもつ不利益を教訓と捉えて民話や習慣と重ね合わせるなど、多方面から場を探る。
論文『集落共同墓地と生活空間の立地選定の特徴に関する考察:三重県志摩地方の神島,菅島,石鏡の集落を事例に』(2012)

予約方法:以下Googleフォームより予約ください。

https://forms.gle/NgdcG5mkqjCxjCVLA

※当日受付もございます。

出地瑠以 個展 “288 /野良猫に見られた” 2024年2月9日 – 3月3日


出地 瑠以 個展 “ 288 / 野良猫に見られた ”


前期 2024年2月9日(金)ー 2月18日(日)
後期     2月23日(金・祝)ー 3月3日(日)
※ 前期、後期で展示内容が異なります

開廊日:金曜 - 日曜 及び 祝日 13:00 ~19:00
会 場:NEST(ネスト)google map
〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分






最近天気の良い日に、友人と焚き火をした 『光がきれいだ』と言っていた言葉が印象的だった

instagramのアプリを携帯から消した

これから先の社会がどうなるのか、よく考える

携帯をジップロックに入れ、放置するとそれの存在感が薄くなることに気づいた

体内時計の精度が最近少し悪い

写真の牢屋から出ることができたら、世界はどんな風に見えるのだろうか

ヨーグレットとminoとcoffee beatが大好き

多くの物が只の物質の塊にしか見えなくなってきている

求めてもいないのに、瞑想の存在が勝手に私に近づいてくる

久々にロウソクを焚いて、音楽を聞きながらお風呂に入った

友人が食べすぎて胃腸炎になった 彼女らしくて笑ってしまった

家に飾ってある花がきれいだ

私は私でしかいられないと気づいた








288 2024年2月9日(金)ー 2月18日(日)





野良猫に見られた 2024年2月23日(金・祝)ー 3月3日(日)



この度、birdsの拠点であるNEST(ネスト)にて、出地 瑠以(いずち るい)による個展を開催致します。本展は前期と後期に分かれており、前期のタイトルを “288” 、後期を “野良猫に見られた ” として開かれます。

福井県で生まれ育った出地は、これまで写真家としての作品制作と、広告等の商業写真の両輪を活動の軸としてきました。その諸活動の中で、風景や場所、季節の空気感といった繊細な被写体と、それらが実際にシャッターを通して出来上がった写真に現れるプロセスに、出地の意識は向けられています。アメリカ・オクラホマ州での大学生活や、ハワイでのカメラマン勤務、また現在でも東京に拠点を持つなど、これまでに複数の場所を移動しながら経験を重ねてきた出地は、「福井という土地にいると、旧暦と関係して季節が動いているのが感じられる」と語ります。それは、季節やその瞬間の空気、あるいは人々の一瞬の表情といった微細な変化を撮影する写真家の視点を通して、それぞれの場所、ひいてはそこに住む人々を理解しようとする態度の表れであり、ある対象とその外環境の関係性を捉え直すアプローチとして、写真表現が用いられています。

また、そのプロセスを注視する視点は、写真というものの裏側に存在する“演出”に対する意識にも向けられています。周知のように、写真というメディアはその最初期から、演出や効果という表現の形容とともに歩んできました。実物よりも彩度やコントラストなどに手を加えることによって、視覚的効果を強調/縮減させたり、フォーカスやトリミングによって見る側の視線に関係させるなど、複雑な操作が存在しています。また、一見自然に見える写真ほど、その操作は巧妙であり、特に今日の私たちにとって写真の加工は、イメージ自体の生成のプロセスにおいて至極当たり前のものになりつつあります。

今回の2つの展示は、その写真における“演出”というものを双方向から思考し、相対化する試みであるともいえるでしょう。出地の写真作品を見た人々がそれぞれの視点で、イメージとその手前にある現実の世界の関係性について、改めて考えるきっかけとなることを期待しております。





Rui Izuchi | 出地 瑠以

1983年福井生まれ。海外での大学生活をきっかけに、季節の移り変わりや個々のパーソナリティに興味を持つ。
主な個展に「288」(flat, 福井, 2023)、「出地 瑠以写真展」(福井ものづくりキャンパス, 福井, 2021)、「ヴェール」(flat, 福井, 2016)、グループ展に「inter-Action」(アメリカ橋ギャラリー,東京, 2023)

http://www.cocoon-photo.com
instagram @ruiizuchi

左 《ひさかたの》2020  右《ID》2016


“ Say don’t you ” 2023年11月23日 – 12月17日


“ Say don’t you ”


2023年11月23日(木・祝) 〜 12月17日(日)
開廊日:金曜 - 日曜 及び 祝日 11:00 ~17:00
会 場:NEST(ネスト)google map
    〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
    JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分

本展は、[晴れ、曇り、雨]といった天候によって、展示される絵画作品が入れ替わります。





天候とは、先史より人が向き合ってきた、一番身近で自然な、外から与えられている影響です。

日々の生活から、社会の大きな決断にいたるまでわたしたちは天気との関わりの中で

様々な決定をしてきました。

本展は、人が操作できないその天候という要素を起点とし、展示構成に関係させることで

通常の作品鑑賞とは異なる、より動的な鑑賞体験を促すこと試みたいと思います。








晴れ





曇り













鬣 恒太郎|Kotarou Tategami

1981年兵庫県生まれ、京都市在住。 2013年京都芸術大学(京都造形芸術大学)大学院修士課程芸術表現専攻修了。 18年、アーティストコレクティブ〈木曽路〉を彦坂敏昭、前谷開と共に運営。フィールドワークの経験を絵画に落とし込むことから出発しインスタレーションを含めた展示、空間設計をする。 社会や宗教と美術の関係に着目し、時代において移り変わる関係性について考察、空間を制作することにより第三者に解釈を委ねる機会を創出する。
主な個展に「Ba/ば」(千鳥文化ホール、大阪、2023)、「Ba/ば」(VOU/棒、京都、2021)、「酔いの明星」(FINCH ARTS、京都、2018)、「Dear Big brother」(京都芸術センター、2016)
グループ展に「VOCA展」(上野の森美術館、東京、2019)、「ALLNIGHT HAPS 人と絵のあいだ」(HAPS、京都、2016年)など

中村 百花|Momoka Nakamura

1997年大阪府生まれ。2020年京都造形芸術大学(現京都芸術大学)美術工芸学科油画コース卒業、22年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。記憶の中にある光景や他者との関係性など、自身の周りにありつつも時間によって移り変わる物事を主題にした制作を行う。
主な個展に「Honest」(FLAT space、大阪、2019) 「うまくは言えないが聴いてはくれないか」(京都造形芸術大学、2018)
グループ展に「○○が連続された時」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2023)、「Kyoto Art for Tomorrow 2023」(京都文化博物館、2023)、「Collectors’ Collective vol.6 Osaka」(TEZUKAYAMA GALLERY、VIEWING ROOM、大阪、2022)など

左〈桃の季節〉2023  右〈やさしくなれる〉2023

原口みなみ|Minami Haraguchi

1990年大阪生まれ。2016年京都市立芸術大学院修士課程修了。 日常にある些細なものを象徴化する作品制作を行う。 表現方法は平面絵画からインスタレーションまで多岐に及ぶが、 近年ではモチーフをデジタルドローイングし、切り紙でコラージュ それを油絵にするという媒体を何度も移りかえていく表現技法をとる。
主な個展に「真昼のけむり」Gallery Valeur / 名古屋(2023)、「シンボルとジャンク」福住画廊 / 大阪(2021) 、「ハイ・ヌーン・カウンター」福住画廊 / 大阪(2018)
グループ展に「Diffusion of Nature 2023 土と夢」WATOWA GALLERY/東京 ・ THE BOX TOKYO/東京・GASBON METABOLISM/山梨(2023)、「PLAY」INOUEYOSHIAKIGALLERY / 大阪(2022) 、「それぞれについて、」galleryTOWED / 東京(2021) 、「台灣當代一年展」台北花博公園爭艷館 / 台湾(2019)など

左 〈楽園 〉2022  右〈粘土の春の日〉2021




※本展覧会は大阪府・大阪市からの負担金を活用した大阪文化芸術事業実行委員会の補助金を受けて実施しています。

〈3days 9events〉2023年9月16日、17日、18日

3 days 9 events

【イベント終了のお知らせ】

2023年9月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)の3日間を通し、9企画のイベントを開催いたしました。

総登壇者17名、イベントへの参加は合計約110名と沢山の来場者様に恵まれ、無事に開催を終了しました。
第二回となる今回は、実際に作品を見ながら話をしたり、登壇ゲストに持参いただたものを見る、あるいは参加者様とともに飲む/食べるという経験をしたりと、体験自体を取り入れた回も多くありました。
3日間を通して6つのイベントに参加してくださった方や、親子連れ、あるいは愛犬も連れて参加してくれた方々、寺田町という地域でNESTと関わってくださる近隣の方々など、来ていただいた皆様一人ひとりによって、イベント自体が多様な考えを創出するものになったと感じています。

ご来場いただいたみなさまへ
御意見や御感想等がございましたら、下記のメールアドレス宛にお送り下さい。
【ご感想・今後どんなイベントを期待するかなど、忌憚のない意見をお聞かせください】
m@birdseatbread.jp


1.「絵の話」
2.「植物や動物といること」
 3.「犬と人の関係から社会について考えてみる」
 4.「How to “Dig” -それぞれの掘り方-」
 5.「虫の研究 と フンのお茶」
 6.「今年は早めだよ!深夜の街歩きツアー! vol.2」
 7.「大阪ストリートカルチャー再考」
 8. 文化芸術フォーラム大阪 番外編「文化芸術の小さな集まりのゴカンケイ」

3 days 9 events



最近、思う。

日々の生活の中で、様々な選択肢がどんどん狭められているような気がしてならない。

通勤の途中にSNSを見て、気になったものをスマホで買い、夜遅く帰って、ネットフリックスのドラマを見ながらご飯を食べ、眠りにつく。

周りの人が影響を受けているものも、ちょっとわかる感じがしてしまう。

どこか知っている何かが共有されていて、驚くほど知らないことには滅多に出会えない状況。

それは安心感につながってるのかもしれないけれど、なんとなく息苦しい。

おそらく権力のある、社会をまとめたいと思っている人たちは、みんながバラバラなことを嫌がっている。まとめられないことに怯えている。

私とあなたに違いがあるから”他者”であるはずなのに。違うことは楽しいことなのに。

周到に用意されたこの状況から抜け出すために、わたしたちがバラバラなままでいるために。









2023年9月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)

9/16(土)
1.「絵の
2.「植物や動物といること」
dinner 「ヒダリマキのおばんざい」
3.「犬と人の関係から社会について考えてみる」

9/17(日)
4.「How to “Dig” -それぞれの掘り方-
5.「虫の研究 と フンのお茶」
dinner
6.「今年は早めだよ!深夜の街歩きツアー! vol.2」

9/18(月・祝)
7.「大阪ストリートカルチャー再考」
8. 文化芸術フォーラム大阪 番外編「文化芸術の小さな集まりのゴカンケイ」
extra. 「バーズのバー」



※ゲスト一覧はこちらをクリック

料金:各回500円 (支払方法:当日会場で受付)
定員:各回15名 (当日参加可能)


場所:NEST(ネスト)google map
〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分


予約方法:以下Googleフォームより予約ください。

https://forms.gle/HkWZqz62Eo5qNUT67

①参加希望のイベントにチェック(参加人数)を入れてください。
②お名前
③メールアドレス
④携帯電話番号

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TIME TABLE タイムテーブル


9/16 土曜日

14:00 ー 15:30
1.「絵の話」

登壇:池田 剛介(美術作家 / 作品分析)、小宮 太郎(美術家 / 山中suplex)、鮫島 ゆい(美術家)、原口 みなみ(Birds)

絵の話をします。周知の通り、アートの中心に在り続けてきた絵画ですが、改めてそれについて考えてみると、どうやら絵の話だけでまとまりそうにありません。それは社会の変化やテクノロジーの発展など、美術というフレームの外側の様々なものと関係していますし、絵を“見る”ということは、更にその状況も含めて考える必要がありそうです。ですが、その絵画の中でも見ることや描くことを通して、私たちのあいだの“違い”を表出させるという点は、ひとまず大きな特徴と言えそうです。本トピックスでは絵について話すと同時に、その“違い”にまつわる諸々についてを考えていきたいと思います。

16:30 ー 18:00
2.「植物や動物といること」

登壇:塚原 正也(住み込み作業員)、銅金 裕司(バイオアーティスト)、冬木 遼太郎(Birds)

元山羊研究家であり、農家・建設作業員と様々な顔を持つ塚原 正也さんと、海洋学・園芸学を経たのちにバイオアーティストの第一人者として活動されている銅金 裕司さんをお招きします。それぞれの専門ついてお話を伺い、動植物や人間の外側にあるものについて想いを巡らせたいと思います。

18:30 ー
dinner 「ヒダリマキのおばんざい」

Birdsのイベントは続きますが、休憩を兼ねてご来場いただいた皆様と、ヒダリマキさんの美味しいおばんざいを楽しみたいと思います。どなた様もお気軽にどうぞご参加下さい。

提供:ヒダリマキ
街場。だがし、スタンドバー。
子供達が自分の嗜好を立派に表明できる、遊び場になる駄菓子屋と全ての人が立って呑み食べ話しやすく、日本酒と美味しんぼ、愉快な立ち飲み屋です。
絵本や画集や写真集 図鑑 御本も満載
Instagram:hidarimaki3760

19:30 ー 21:00
3.「犬と人の関係から社会について考えてみる」

登壇:市智河 團十郎 (別名:池田 光穂, 文化人類学 / 狗類学)

あらためて社会について考えてみると、そもそもの「社会とは?」という疑問に立ち戻ります。犬という生き物は、人類の最初期から社会の中で暮らしを共にしてきました。家畜として、またある時はかけがえのないパートナーとして、私たちとともにあり続けてきました。本トピックスでは、文化人類学者の市智河 團十郎さんをお招きし、人と密接にある犬との関係を通した社会とその歴史についてのお話を伺いたいと思います。


9/17 日曜日

16:00 ー 17:30
4.「How to “Dig” -それぞれの掘り方-」

登壇:池田 昇太郎(詩人/古物商)、万葉(専門学生)、高田 豪(落語作家)、山本 正大(Birds)

ある特定のジャンルに精通している人は、その人独自の調べ方を持っていて、まだ世の中には見つかっていない面白いものにたくさん出会っていると思います。このトピックスでは、池田 昇太郎さん(骨董)、万葉さん(ヤングカルチャー)、高田 豪さん(落語・お笑い)のお三方に、個人的なお勧めを伺うとともに、それぞれの“ディグり方”についてを詳しく聞いてみたいと思います。

18:00 ー 19:30
5.「虫の研究 と フンのお茶」

登壇:丸岡 毅 (研究者)、原口 みなみ(Birds)、山本 正大(Birds)

空を飛んだり、幼体から成体で大きく姿を変えたりと、生物の中でも他には見られないほど多種多様な生態を持つ昆虫は、地球上の生命体の6割を占めると言われています。大学の博士課程で研究をしながら、「虫秘茶(虫のフンで作るお茶)」を生み出した丸岡 毅さんをお迎えして、研究内容から日々の虫との生活まで様々なお話を伺いたいと思います。イベント内では、実際に虫秘茶の試飲、そして本イベントの主役の虫にもお越しいただきます。

20:00 ー
dinner

Birdsのイベントはまだまだ続きますが、小休止としてご来場の皆様とともに、NESTビル1階の韓国・中国料理店 李氏屋さんの串肉を楽しみたいと思います。是非振るってご参加下さい。

提供:李氏屋
https://goo.gl/maps/VYDVKCSC33Nt5jn49

21:00 ー
6.「今年は早めだよ!深夜の街歩きツアー! vol.2」

案内人:陸奥 賢(観光家 / コモンズデザイナー / 社会実験者)、はがみちこ(Birds)

NESTのある寺田町界隈を中心に、第二回となる深夜のまち歩きツアーを行います。前回と同じく案内人に、観光家/コモンズデザイナーの陸奥 賢さんをお迎えし、寺田町の歴史と成り立ちを学んでいきたいと思います。

9/18 月曜日祝日

16:00 ー 17:30
7.「大阪ストリートカルチャー再考」

登壇:高松 直(編集者)、村田 典子(FUKUGANGALLERY代表 / 一般社団法人はなまる理事)、中脇 健児(Birds)

「アメリカ村」という呼称に代表されるように、大阪には雑多でありながらもひとつの大きな文化が生まれ、変化を重ねてきた歴史があります。本トピックスでは元カジカジ編集長の高松 直さんと、心斎橋にギャラリーを構え25年の歴史を持つFUKUGAN GALLERYオーナーの村田 典子さんをお迎えし、街の変化やその変遷などについてお話を伺いたいと思います。

18:30 ー 20:00
8. 文化芸術フォーラム大阪 番外編「文化芸術の小さな集まりのゴカンケイ」

登壇:飯野 マサリ(gekilin.代表 / サロンモザイクのトークサロン 運営メンバー)、坂本 森海(陶芸家 / 山中suplex)、中西 美穂(文化研究者 / 前・大阪アーツカウンシル統括責任者)、松本 茂章(文化政策研究者 / 文化と地域デザイン研究所代表)

文化芸術フォーラム大阪による番外編企画です。ここ大阪において、いわゆる“手弁当”的に場を運営、あるいは企画を続けているグループ同士によるクロストークを行います。アートマネージメントにまつわる制度や教育が整備されていく一方で、自主的な集まりの中でワイワイ話すことは、大きな制度には当てはまらない重要さがあります。そして、その集まり同士が世代や立場を超えること、1つの方向に収斂せずに意見交換が行われることは、私たちBirdsだけでなく、多くの方が望まれていることだと思っています。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。

20:00 ー
extra. 「バーズのバー」

私たちバーズの名前には、いくつかの由来があります。そして、その由来のひとつはお酒を飲む「Bar(バー)」であり、複数置かれたテーブルにたくさんの人が集まっている光景が、その発想のもとにあります。
今回ラストのイベントは、実験的な試みとして私たちの拠点であるネストを開き、公共空間に拡張してゆくかたちで、バー形式のイベントを行います。飲み物を片手に、ご来場いただいた皆様とゆっくり話す風景をつくりたいと思います。




GUEST ゲスト


池田 剛介 / Kosuke Ikeda(美術作家 / 作品分析)

1980年福岡県生まれ。近代芸術の再検討を主軸にメディウムを横断しながら制作を行う。主な展覧会に「「新しい成長」の提起」(東京藝術大学大学美術館、東京、2021年)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知、2013年)など。著書に『失われたモノを求めて』(夕書房、2019年)。2019年より京都にてアートスペース「浄土複合」のディレクションを行う。フィルムアート社のウェブマガジン「かみのたね」にて、20世紀芸術の具体的な分析を行う「絵画を辿る」を連載中。

小宮 太郎 / Taro Komiya(美術家 / 山中suplex)

1985年神奈川県生まれ。滋賀県大津市在住。滋賀県のシェアスタジオ「山中suplex」メンバー。人間の”みること”の能動性をテーマに、絵画や写真作品をはじめ、高速回転して残像を見せるオブジェ、マスキングテープを使ったトロンプ・ルイユのインスタレーション作品など様々なメディアで作品制作を行う。主な展覧会に、2022年「basement #01 五劫のすりきれ 」 (京都文化博物館・京都) 2021年「Soft Territory かかわりのあわい」 (滋賀県立近代美術館・滋賀) など

鮫島 ゆい / Yui Samejima(美術家)

1988年 京都府生まれ。2010年 京都精華大学芸術学部版画専攻卒業。主に絵画表現を中心とした美術作品の制作、発表を行う。 現在は、時間・存在の概念において異なる事物の断片を組み合わせるように描く手法を用いて、「みえるもの」と「みえないもの」をつなぎ、あるいは両者の境界を示すことを試みている。主な展覧会に、2023年「 The Beats of Ghosts 」(NADiff A/P/A/R/T・東京)、2023年「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5 「引き寄せられた気配」」(トーキョーアーツアンドスペース本郷・東京)など。

塚原 正也 / Seiya Tsukahara(住み込み作業員)

なんにも出来ないひとが、北海道時代の農業経験で人生が一変し、「百姓とは百の仕事」と考え職を転々としてるうちに、大体なんでも出来るひとになる。元山羊研究家、家畜人工授精師(山羊)、元山羊チーズ職人、山羊と山羊乳アレルギー。都会で農業→空き地の除草→現在、家にも帰らず、勝手に現場に棲み着いて作業する、建築なんでも作業員。

銅金 裕司 / Yuji Dogane(バイオアーティスト)

 神戶市生まれ。学術博士 、Ph.D(植物生理学、園芸学)、工学修士(海洋学)。
海洋学を修めた後、園芸学に転向し 千葉大学大学院博士課程修了。今春まで京都芸術大学教授。東京藝術大学先端芸術表現科の創設に参画し、20年余りにわたり創造を模索する環境表象論を講ずる。学術的な試みから、メディアアートで美術館、ギャラリーなどで作品展示多数。コロナを生態学と免疫系から捉えた作品を模索、展示。科学的思考から植物から見た世界、多自然主義、反理性主義に向かう。

市智河 團十郎 / Danjuro Ichikawa (別名:池田 光穂, 文化人類学 / 狗類学)

大阪大学名誉教授。専門分野:文化人類学・医療人類学、コミュニケー ションデザイン、狗類学。主な著作:『実践の医療人類学—中央アメリカ・ヘルスケアシステムにお ける医療の地政学的展開』(単著) 世界思想社、『看護人類学入門』(単著)文化書房博文社、『認知症ケアの創造—その人らしさの看護へ』(編著)雲母書房、『コンフリクトと移民—新しい研究の射程』(編著)大阪大学出版会、『動物殺しの民族誌』(共著)昭 和堂、『犬からみた人類史』勉誠出版。など
池田光穂HP https://navymule9.sakura.ne.jp/index.html

池田 昇太郎 / Shotaro Ikeda(詩人/古物商)

詩を礎としながら、土地に根付く営みの集積や記憶を個人と集団ー古代から現代に渡る視座で、遺物や遺構から物語を描くプロジェクトを行う。<プロジェクト⇆スペース山本製菓 代表>・<骨董と詩学 蛇韻律 ファウンダー>
蛇韻律: 骨董と詩学 Antique & Poetics https://serpent-rhythm.com/
山本製菓 http://www.yamamotoseika.com/

万葉 / manpa(専門学生)

2002年大阪生まれ。上田安子服飾専門学校在学。遊び心のあるモノづくりをモットーに、アパレルデザイン 音楽制作等を通し、自身の世界観を広げている。

高田 豪 / Go Takada(落語作家)

落語作家、構成作家。2009年10月に落語作家としてデビュー。以降約30本の創作落語を吉本興業、松竹芸能の落語家に提供。2019年に社会人向けのお笑いカルチャースクール『大阪お笑い塾』の代表に就任。2021年8月森ノ宮医療大学でゲスト講師として登壇し『落語と国民的アニメの構造的な類似』について講義を行う。翌年の6月にも同大学で『古典落語から学ぶ同音意義語による笑い』についての講義を行う。
Twitter:@gotakada

丸岡 毅 / Tsuyoshi Maruoka(研究者)

1996年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程。専門は化学生態学。研究室の先輩に影響され、昆虫愛(主にガ類)に目覚める。ここ数年は毎昼・毎夜のように“ガ”を探す日々で、生活が虫一色に。ある日、ガの幼虫のフンが美味しいお茶となることを発見し、これまでに50種類以上の昆虫のフンを試飲。博士課程でガの幼虫のフンを研究し、フンのスペシャリストを目指す。
虫秘茶 https://chuhicha.com/

陸奥 賢 / Satoshi Mutsu(観光家 / コモンズ・デザイナー / 社会実験者)

1978年大阪生まれ。堺育ち。中卒。大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞(読売教育賞最優秀賞受賞)、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロク、歌垣風呂(京都文化ベンチャーコンペティション企業賞受賞)劇札、仏笑い、北船場将棋、フォトスゴロク、死生観光トランプなどを手掛ける。大阪まち歩き大学学長。
著書に『まわしよみ新聞をつくろう!』(創元社)

高松 直 / Nao Takamatsu(編集者)

出版社に14年間勤めた後、現在は中崎町にあるフリーランスのクリエイティブユニット『STAND MAG』に所属。前職時代の繋がりを活かし、WEBメディア、フリーペーパー、イベントの制作など、多岐にわたって活動中。趣味は麻婆豆腐作り。
STAND MAG https://www.instagram.com/stand_mag/
ぬいぐるみドリーム! https://www.instagram.com/nuigurumidream_official

村田 典子 / Noriko Murata(FUKUGANGALLERY代表 / 一般社団法人はなまる理事)

1975年生まれ 京都造形大学洋画科を卒業後、実家のアメ村の酒屋(立ち飲み)上に複眼GALLERYを開く。生駒在住。社団では奈良県下の行政系展覧会の企画、社団代表の住み開き拠点マルルームでDIY担当。相方は立ち飲み常連だったバンドマン兼デザイナーで出会いはアルケミーレコード展。BIG STEPのジム歴30年、最近はここでのZUMBAとバレエが楽しみ。

飯野 マサリ / Masari Iino(gekilin.代表 / サロンモザイクのトークサロン 運営メンバー)

gekilin.代表、大阪芸術大学芸術計画学科 非常勤講師、サロンモザイクのトークサロン 運営メンバー。企画現代アートギャラリーgekilin.を運営。関西の若手を中心としたアーティストを取扱う。アートフェア・イベントにも多数出展。
youtube サロンモザイクのトークサロン
gekilin. hp https://www.gekilin.com
instagram https://www.instagram.com/gekilinartgallery

坂本 森海 / Kai Sakamoto(陶芸家 / 山中suplex)

1997年生まれ、長崎県出身。2019年京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形コース卒業。2019年より山中suplexに参加。様々な地域にある固有の原料を素材として、主に陶芸をメディアに作品を制作している。

中西 美穂 / Miho Nakanishi(文化研究者 / 前・大阪アーツカウンシル統括責任者)

文化芸術フォーラム大阪を2022年9月に立ち上げ。文化芸術関係者がゆるやかに集い、さまざまに考え活動するためのプラットフォームに興味がある。

松本 茂章 / Shigeaki Matsumoto(「本のある工場」主宰 / 文化と地域デザイン研究所代表)

法政大学多摩共生社会研究所特任研究員 / 大阪音楽大学特任教授。博士(政策科学)。専門は文化政策。日本アートマネジメント学会会長を拝命。築50年余りの古い印刷工場(此花区西九条)を改修して2022年5月、研究室「本のある工場」を開設した。異なる分野の研究者・実務者との交流と出会いを図り、文化と地域デザイン講座を開いている。著書に松本茂章編著『文化で地域をデザインする』(20)、同『ヘリテージマネジメント』(22)(いずれも学芸出版社)など。
文化と地域デザイン研究所 https://www.bunkachiiki.com


コロナ感染対策へのご協力とお願い

本イベントは換気を重視し、定期的に空気の入れ替えを致します。
またイベント開催中、スタッフは手洗いや消毒を徹底いたします。
ご負担をお掛け致しますが、何卒ご理解賜ります様お願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ちしております。

※コロナ感染等により、イベント内容が変更となる場合がございます。
最新情報は、公式サイトをご確認ください。

香川裕樹 個展“ 置いたものを見る方法 ” 2023年5月3日-27日 


香川裕樹 個展 “ 置いたものを見る方法 ”


2023年5月3日(水・祝) 〜 27日(土) 
開廊日:金曜 - 日曜 及び 祝日 13:00 ~19:00
会 場:NEST(ネスト)google map
    〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
    JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分


“ なぜその時それをそこに置こうとしたのかといった理由や動機のようなものは

  いずれ忘れてしまい、二度と思い出すこともなく消えていってしまいます。

  自分が行った配置という行為の結果のみが、作品という形式を用いて

  別の時間や空間で存在していて、それらを当時と同じような感覚や眼差しで

  見つめることはできないことも分かっています。

  作品を意図的に固定しないことは仮設とも再現とも異なる大きな枠組みから

  逃れるための手段に過ぎないのかもしれません。              ”


 - 香川裕樹











この度、本年2月よりBirdsが運営を開始した拠点「NEST(ネスト)」にて、初の展覧会として香川裕樹(かがわ ひろき)による個展を開催いたします。

本展は、約1ヶ月間の搬入期間を設けた上で開催されます。
香川の作品は、ものを置くという行為を起点としながらも、固定や配置の維持は想定されておらず、ある程度の時間を要しながらその都度の展示される空間毎に配置され、組み立てられてゆきます。それは唯一の正解として、固定されたかたちや構成を持つ作品をただ搬入するような再現や仮設ではなく、「置いた対象と対峙可能な状態」が不安定なまま保たれることで、見るという行為や作品の完成を宙吊りの状態にしながら、展示として成立させています。
今回の展示は、そのような香川独自のアプローチを長期間設けることによって、考える深度を生み出してゆくこと、もしくは制作場所/展示場所といった場所の区分を捉え直してゆくことを試みています。NESTはただ発表のための展覧会を行うだけではなく、作品制作のための実験や、新たな試みを行う環境として余白のあるかたちを目指しており、本展はそういった可能性を含んだ場所を成長させていくための実験的側面も持ち併せています。

また、展覧会期間終了後には、アフタートーク等のイベントを開催致します。(※このイベントには、事前の展覧会期間中に来場したお客様にのみ、開催日時などの詳細を公開します。)このアフターイベントの開催時には作品の展示はありませんが、事前に作品鑑賞をした経験と併せ、作品にまつわる話や作家本人のみならず、香川の作品を見た人々がそれぞれの視点で、「見る」ということについて考える場を生み出したいと思っています。

(展覧会概要文より)




香川裕樹|Hiroki Kagawa

1988年香川県生まれ 。京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 卒業
既製品や日用品を用いたオブジェやインスタレーション制作を行う。
主な個展に「配置と放置」 (MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w 2014)。主なグループ展に「未来の途中プロジェクト 未来の途中の、途中の部分」( 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 2017)、「未来の途中のリズム-美術・工芸・デザインの新鋭10人展」 (京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2016)、「Installing of the Exhibition “BNF” & Artist」(ARTZONE 2015 )、「KUAD graduates under 30 selected」 (京都造形芸術大学 Galerie Aube 2014) 、「これからのそれから…And Then」 (MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w 2013) など。

Instagram





関連プログラム
アフタートークイベント「教えて、菅先生!」

開催日:2023年6月3日(土)
開催場所:NEST(ネスト)
〒543-0045   大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F

ゲスト:菅 俊一 / すげ・しゅんいち
1980年東京都生まれ。多摩美術大学統合デザイン学科准教授。人間の知覚能力を基盤としたコグニティブデザインの考え方による行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は、線や点といったわずかな手がかりだけで動きや質感を感じさせるための表現技術や顔図版による視線を用いた誘導体験の設計、人間の創造性を引き出すための制約のデザインについての探求を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID映像、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展」コンセプトリサーチ、同「アスリート展」「ルール?展」展示ディレクター。著書に「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(共著・マガジンハウス)、「観察の練習」(NUMABOOKS)。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)、「視線の設計」(東京ミッドタウンデザインハブTUB、東京、2023)。http://syunichisuge.com

“ 平松TOUR と 池田BAR” 2023年4月8日

平松可南子 個展「イ 反」関連プログラム

“平松TOUR と 池田BAR”

2023年4月8日(土)

平松TOUR(ひらまつあー)
14時~15時

ツアーガイド:平松 可南子、池田 佳穂
参  加  費 :無料
定    員:10名(※予約制)
予約受付方法:https://forms.gle/34Q4CJQeHWdthK7w9
開 催 場 所 :三菱一号館美術館、美術館周辺
集 合 場 所 :日比谷公園 噴水広場 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−2


池田BAR(いけだばー)
15時〜19時(18時30分 ラストオーダー)

店   長:池田 佳穂
チ ー マ マ:平松 可南子
参 加 費:1,000円 ( 2 drink + おつまみ 付き)
      ソフトドリンク、ビールやハイボールなどからインドネシアの珍しい飲み物まで用意しています。
開 催 会 場;Slit Park YURAKUCHO  〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4−1




企画協力:有楽町アートアーバニズム(YAU)、birds、Little Barrel
会場協力:東邦レオ株式会社
告知協力:三菱地所株式会社、三菱一号館美術館



 


アートアワードトーキョー丸の内 2022 三菱地所賞受賞
平松可南子個展「イ 反」

会期:2023年3月21日(火・祝)~4月9日(日)
会場:三菱一号館歴史資料室
開館時間:10:00~18:00(月曜休館)

アートアワードトーキョー丸の内 2022」サイト

平松 可南子(ひらまつ かなこ)

1997年大阪府生まれ。2022年東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 油画研究室 修了。ペインティングやインスタレーションを表現手段とし、鑑賞の中で変容する経験を捉え直す試みを行っている。
これまでの主な展覧会に、個展「すこしずつちがう」(2022年、六本木アークヒルズビル、東京)、「Ghost of Peach」(2021年、とりときハウスギャラリー、東京)、「Innocent-P-」(2019年、京都国際会館、京都)、「Artistʼs Tideland KYOTO」(2019年、伊勢丹新宿、東京)などがある。2022年「ART IN THE OFFICE2022」グランプリ受賞、「第25回グラフィック1_WALL展」 ファイナリスト。



池田BARについて

2017年からキュレーターの池田佳穂が不定期に開く居酒屋「池田BAR」国内外のアーティスト、ミュージシャン、演出家、アクティビストに共同店長として声をかけ、多様なテーマと形式でBARを企画。拠点とする高円寺の店舗のほか、関西、インドネシア、韓国など様々なアートスペースで開催。
東京芸術祭2020のトーク「2030年以降、東京だからこそ可能な場とは?」では、地域社会と接点をもつ持続可能な場/枠組みの事例として池田BARを紹介した。

これまでの主なコラボレーションには、西田秀己(美術家)、武田力(演出家)、快快(劇団)、Yingting Cui(中国の美術家)、Tengal Drilon(フィリピンのミュージシャン)、Mark Li(香港のジャーナリスト)、LIFEPATCH(インドネシアのコレクティブ)、ruangrupa(インドネシアのコレクティブ)、Post Museum(シンガポールのアクティビストグループ)など多数。2023年3月は映像作家の渡邊拓也を共同店長に招き、トークとBARを開催した。

池田 佳穂(いけだ かほ)

キュレーター、リサーチャー。現在、森美術館でアシスタントとして勤務。2016 年より東・東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーの調査を独自に始める。各地で展覧会やワークショップ等を現地作家と共同開催した。近年ではテオム・チェン個展「ナガヤ・フィジックス」(2021)を企画、食にまつわるオープンラボ「レシピライブラリー」(2022)をインドネシアと共同企画。展覧会・パフォーミングアーツ・教育プログラムなどを複合した横断的なキュレーションに関心をもつ。

[24hour × 8event]“NEST”ロンチイベント 2023年2月4日-5日

〈 24hour × 8event 〉“NEST”ロンチイベント

【イベント終了のお知らせ】


2月4日(土)昼12時〜5日(日)昼12時、24時間8企画のイベントを開催いたしました。


総登壇者20名、イベントの参加は合計約130名の来場者様に恵まれ、無事に開催を終了しました。
5つのイベントに参加される方や、深夜2時の街歩きツアーに27名の参加、東京などの遠方からご近所の方々、年代も幅広く、イベント自体が多様な人の考えを創出するものになったと感じています。
Birdsの拠点“NEST”は立ち上がったばかりです。本イベント内で語られたこと、あるいは起きた出来事について、ゆっくりと向き合い、今後も活動を続けていきます。

ご来場くださったみなさま、本イベントにご助力くださった登壇者の方々、全ての方々に心より御礼申し上げます。


今後ともBirdsおよびNESTをよろしくお願い致します。





ご来場いただいたみなさまへ
ご意見・ご感想ございましたら、下記のメールアドレス宛にお送り下さい。
【・感想 ・今後どんなイベントを期待するか などなど、忌憚ない意見をお聞かせください】
m@birdseatbread.jp





1.「Birds(バーズ)の試み- これまでとこれから」
2.「あつまりのつくりかた」
3.「継続の方法」
4.「〈大阪〉という地で集まること」
5.「出張!池田BAR & 海外のアートスペース紹介」
6.「丑三つ時!深夜の街歩きツアー!」@寺田町
7.「一緒に食べる」
8.「リアルスペースの可能性」

〈 24hour × 8event 〉“NEST”ロンチイベント





2020年4月、Birdsの活動はスタートしました。

様々な人々の活動を視覚化することを目的に、ウェブサイトを活動の場としてきましたが

より多くの人が集まるための試みとして、昨年末に拠点 “NEST(ネスト)” をこのたび開設いたしました。

そのオープン記念として、24時間8企画にまたがるイベントを開催したいと思います。

ぜひご参加ください。








2023年2月4日(土)12時開始 翌5日(日)12時終了予定

1.「Birds(バーズ)の試み- これまでとこれから」
2.「あつまりのつくりかた」
3.「継続の方法」
4.「〈大阪〉という地で集まること」
5.「出張!池田BAR & 海外のアートスペース紹介」
6.「丑三つ時!深夜の街歩きツアー!」@寺田町
7.「一緒に食べる」
8.「リアルスペースの可能性」



※ゲスト一覧はこちらをクリック

料金:各回500円 (支払方法:当日会場で受付)
定員:各回15名 (当日参加可能)


場所:NEST(ネスト)google map
〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分


予約方法:以下Googleフォームより予約ください。

https://forms.gle/toqSdFMVyfcr9iEJ8

①参加希望のイベントにチェックを入れてください。
②お名前
③参加人数
④メールアドレス
⑤携帯電話番号

助成:おおさか創造千島財団

PDFデータ(A3)ダウンロード


TIME TABLE タイムテーブル


2/4 土曜日

12:00 ー 13:30
1.「Birds(バーズ)の試み- これまでとこれから」

登壇:木坂 葵(おおさか創造千島財団)、冬木 遼太郎(Birds)、山本 正大(Birds)

2020年4月、Birdsの活動はスタートしました。そして今回、活動拠点としてNEST(ネスト)という場所の運営を始めます。そのオープンに際し、発足から現在に至る流れと、今後の展望についてをお話していきたいと思います。

14:00 ー 15:30
2.「あつまりのつくりかた」

登壇:濱部 玲美(KUUMA) 、原口 みなみ(Birds)、村里 拓磨(Birds)

集まりがつくられていく手前には、そこに集う各人が踏まえておくべきことがあります。しかし、それには確立された方法や明確な決まりがある訳ではありません。例えば、昨今様々な現場においてハラスメントが問題視されていたり、より開かれた場を目指すのであれば、各々が考え、想像できることがあるはずです。 このトピックでは、神戸にて様々な人が集まる レストラン「汀(みぎわ)」を営まれている濱部玲美さんをお迎えし、来て頂いた方々とともに〈あつまり〉というものについて理解を深めていきたいと思います。

16:00 ー 17:30
3.「継続の方法」

登壇:豊嶋 秀樹(キュレーター)※オンライン登壇
   中脇 健児(場とコトLAB、司会進行)、山本 正大(Birds)

アーティストやクリエイター、様々な人と時間を共にする中で、集団/場所はどのようにそれら個々の活動に良い作用を与えることができるのか? 何かものごとを生み出す人たちが“続けていくための手段”を、私たちは余り多くは知らないのではないかと思っています。作品を売買することや美術館に収蔵されることなど以外にも手段は無数にあります。かつてgraf(グラフ)のアート部門を立ち上げから担当されていた豊嶋秀樹さんをゲストに迎え、創造的な活動の継続とセットにある様々なことについての可能性を話したいと思います。

18:00 ー
Dinner

Birdsのイベントはまだまだ続きますが、休憩を兼ねて来ていただいた方々とディナーを楽しめればと思います。どなた様もお気軽にどうぞ。

20:00 ー 21:30
4.「〈大阪〉という地で集まること」

登壇:大島 賛都(アーツサポート関西)、mizutama(FIGYA)
   緒方 江美/ アフリーダ・オー・ブラート(アートマネジャー/ ドラァグクイーン)
   Qenji Yoshida(Birds)

大阪においても、様々な人たちが「集まる」という行為によって継続した活動を行っています。このトピックでは、この大阪における個々の集まりが、どのようなかたちで実践し営まれてきたかを紹介するとともに、大阪という土地の可能性について、話し合っていきたいと思います。

23:00 ー
5.「出張!池田BAR & 海外のアートスペース紹介!」※ドリンク代別途

運営:池田 佳穂(池田BAR店主、キュレーター)、加藤 正基(Birds)
   Adhari Donora(LIFEPATCH、Rumah Budaya Sikukeluang)※オンライン登壇

キュレーターの池田佳穂さんが、不定期で開催されている池田BARを深夜のNESTで開店します。深夜という時間の利点を生かし、池田さんが親交のある海外のスペースとオンラインでの中継をつなぎながら、ゆっくりとお酒を飲み、話す場をつくりたいと思います。

2/5 日曜日

AM 2:00 ー
6.「丑三つ時!深夜の街歩きツアー!」@ 寺田町

案内人:陸奥 賢(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)、はがみちこ(Birds)

NESTのある寺田町駅界隈にて、深夜のまち歩きを行いたいと思います。案内人として観光家、コモンズデザイナーとして活動されている陸奥賢さん、サポート役に僧侶でもあるバーズメンバーのはがみちこを携え、寺田町の歴史を学びたいと思います。

8:00 ー 9:30
7.「一緒に食べる

少し早い時間ですが、近隣の方々やこの時間に集まった人たちと、“ヒダリマキ”の朝ごはんを一緒に食べませんか?

提供:ヒダリマキ
街場。だがし、スタンドバー。
子供達が自分の嗜好を立派に表明できる、遊び場になる駄菓子屋と全ての人が立って呑み食べ話しやすく、日本酒と美味しんぼ、愉快な立ち飲み屋です。
絵本や画集や写真集 図鑑 御本も満載
Instagram:hidarimaki3760

10:00 ー 11:30
8.「リアルスペースの可能性」

登壇:鈴木 宏明(INTA-NET KYOTO)、山中 俊広(the three konohana)、山本 正大(Birds)

これらの一連の企画は、Birdsが発足した当初を振り返ることからはじめ、今回新たに場所を作ったことをきっかけとして、“場”や“集まること”の可能性について考えることが目的でした。大阪という土地、海外との比較や繋がり、寺田町という街の単位、近隣の人との関係と、ここまでに尺度を様々に変えることで見えてきたものがあると思います。この最終セッションでは、改めて現実に場を持つということの利点やあつまりの効果について、ゲストの方々とともに話していきたいと思います。




GUEST ゲスト


木坂 葵(きさか あおい)

神戸大学文学部卒業。学生時代よりアートマネージメントに関わり、大阪のアートシーンを中心にフリーランスで活動。2016年千島土地(株)入社後、アート事業を担当、2018年よりおおさか創造千島財団事務局長。
https://chishima-foundation.com/

濱部 玲美(はまべ れみ)

神戸にある企画編集会社KUUMA(クウマ)の代表/クリエイティブディレクター。2021年に北野にレストラン汀(みぎわ)を開業。ママとして、キッチンに立ったり、アートプログラムの企画運営を行ったりも。幼い頃から生き物が大好きで、動物や虫に囲まれて過ごす。ヒト主体になりすぎない混ざり合う社会をどうつくるかを考え、ブランディングやプロモーション、店舗運営を行う。好きな食べ物は、海系の食材全般。とくに癖のあるもの。
株式会社KUUMA https://kuuma.co.jp/  レストラン汀 https://snack-migiwa.com/

豊嶋 秀樹(とよしま ひでき)※オンライン登壇

1971年大阪府生まれ。 1993年サンフランシスコ・アート・インス ティチュート卒業。1998年より「graf」メンバーとして生活全般に関わるデザイン、ものづくりを行う。2001年チェルシー・カレッジ・ オブ・アート・デザイン修了。2009年より「gm projects」のメンバーとして活動。キュレーション、空間構成、ワークショップ、企画など、多様で柔軟な表現活動が注目される。最近は、九州と北海道を拠点にハイキングやスキー、サーフィンをライフスタイルの中心に置いている。http://www.gmprojects.jp/

中脇 健児(なかわき けんじ)

“その場にいる人とその場だからできるコトを考える”をモットーにプロセスから多様な人たちと関わり合いながらプロジェクトの立ち上げや伴走支援を手がける。「遊び心」をキーワードに、アート、コミュニティプログラム、地場産業支援、教育、福祉など活動は多岐に渡る。コミュニティデザイン、ファシリテーションやワークショップの専門家として後進の育成にも努める。
共著に『タウンマネージャー』『地域×クリエイティブ×仕事 〜淡路島発ローカルをデザインする〜』(ともに学芸出版社)。

大島 賛都(おおしま さんと)

1964年、栃木県生まれ。英国イーストアングリア大学卒業。東京オペラシティアートギャラリー、サントリーミュージアム[天保山]にて現代美術展の企画を行う。現在、サントリーホールディングス株式会社所属。(公財)関西・大阪21世紀協会に出向し「アーツサポート関西」の運営を行う。手がけた主な展覧会:「リュック・タイマンス展」、「ダグ・エイケン展」、「ジャン・ヌーベル展」、「ガンダム―来るべき未来のために展」、「インシデンタル・アフェアーズ展」、「レゾナンス展」、「Motohiko Odani: Time Tomb」(fotografiska, Stockholm)など

mizutama(みずたま)

1985年生まれ、大阪市此花区在住。
2012年より大阪此花区の共同アトリエ「此花メヂア」入居、共に展覧会に参加。
2013年に此花区梅香でアートスペース FIGYAの運営開始
2014~2015年に渡り西成の新・福寿荘で1年間展示を行う mizutama年間展示 Tokoro展
2016年よりフィリピンを中心に、マレーシア、シンガポールなど東南アジアでの展示、パフォーマンスの活動を広げている
2020年より京都を拠点に活動しているダンスカンパンー「neji&co.」にサウンド担当として参加。
様々な形態でアートに関わりジャンルを横断している

緒方 江美(おがた えみ)/ アフリーダ・オー・ブラート

アートマネジャー/ ドラァグクイーン。2004 年より京都メトロ「DIAMONDS ARE FOREVER」出演。一般社団法人地域共生社会創造ラボ代表理事。大阪芸術大学客員准教授、京都芸術大学非常勤講師。
共著に「未来のアートと倫理のために」(左右社)。

池田 佳穂(いけだ かほ)

キュレーター、リサーチャー。現在、森美術館でアシスタントとして勤務。2016 年より東・東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーの調査を独自に始める。各地で展覧会やワークショップ等を現地作家と共同開催した。近年ではテオム・チェン個展「ナガヤ・フィジックス」(2021)を企画、食にまつわるオープンラボ「レシピライブラリー」(2022)をインドネシアと共同企画。展覧会・パフォーミングアーツ・教育プログラムなどを複合した横断的なキュレーションに関心をもつ。

Adhari Donora (アドハリ ドノラ)※オンライン登壇

国立ジョグジャカルタ芸術大学美術学部を卒業後、ガジャマダ大学でメディアと文化研究の修士号を取得。DIY/DIWOカルチャーと分野横断的なコラボレーションに関心がある。2012年、アート/科学/テクノロジーの領域で横断的な活動に行う市民イニシアティブ「Lifepatch」を共同設立。またドクメンタ15でも紹介されたスマトラのコレクティブ「Rumah Budaya SIKUKELUANG」を共同設立。その後2020年プカンバルに移住し、アートの学際的実践のプラットフォーム「serempak.org」に携わる。

陸奥 賢(むつ さとし)

観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。1978年大阪生まれ。堺育ち。中卒。大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞(読売教育賞最優秀賞受賞)、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロク、歌垣風呂(京都文化ベンチャーコンペティション企業賞受賞)劇札、仏笑い、北船場将棋、フォトスゴロク、死生観光トランプなどを手掛ける。大阪まち歩き大学学長。
著書に『まわしよみ新聞をつくろう!』(創元社)

鈴木 宏明(すずき ひろあき)

北海道大学農学部卒。日本郵便のシステム開発に3年従事した後、スペース運営を自主的に行うようになる。2019年に台北でレジデンススペースである「空屋」を立ち上げ。コロナ禍に京都に拠点を移し、アーティストや研究者などが協力して展示などの企画を行えるスペース「INTA-NET KYOTO」を運営している。

山中 俊広(やまなか としひろ)

ギャラリスト/インディペンデントキュレーター。1975年大阪生まれ。2013年、大阪市此花区にコマーシャルギャラリー「the three konohana」を開廊し、今年で10周年を迎える。ギャラリストの活動と並行して、これまでに大阪や奈良の芸術祭・アートプロジェクトで全体統括を担当するディレクター、大阪アーツカウンシルの委員を務める。現在、大阪芸術大学と近畿大学で非常勤講師としてアートマネジメントの科目を担当するなど、現代美術・現代アートの企画やその振興に様々なスタンスで取り組んでいる。


コロナ感染対策へのご協力とお願い

本イベントは換気を重視し、定期的に空気の入れ替えを致します。
またイベント開催中、スタッフは手洗いや消毒、マスクの着用や距離の確保を徹底いたします。
ご負担をお掛け致しますが、何卒ご理解賜ります様お願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ちしております。

※コロナ感染等により、イベント内容が変更となる場合がございます。
最新情報は、公式サイトをご確認ください。

バーズの寺小屋 第一回 音楽「シューゲイザーとは?」 2022年2月11日

バーズの寺小屋

アート、音楽、建築など多様なジャンルの背景や歴史を学ぶ試み。
毎回、特定のジャンルに精通した方を講師に招き、勉強会を開催しています。


第一回 音楽「シューゲイザーとは?」 2022年2月11日

音楽用語であり、手法でもある「シューゲイザー」を中心としたレクチャーを行いました。
実際にミュージシャンのレコードを聞いたり映像を見ながら、その名前の由来から、音質的特徴、前後の歴史、同時代のシーンの状況等について、本村さんのレクチャーを中心に話しあう会になりました。

本村信裕 (グラフィックデザイナー, STUDIO GIGI代表)
https://studio-gigi.com/