“ Say don’t you ”


2023年11月23日(木・祝) 〜 12月17日(日)
開廊日:金曜 - 日曜 及び 祝日 11:00 ~17:00
会 場:NEST(ネスト)google map
    〒543-0045 大阪市天王寺区寺田町2丁目1-16 三隅ビル 2F
    JR天王寺駅北口から徒歩8分、JR寺田町駅北口から徒歩3分

本展は、[晴れ、曇り、雨]といった天候によって、展示される絵画作品が入れ替わります。





天候とは、先史より人が向き合ってきた、一番身近で自然な、外から与えられている影響です。

日々の生活から、社会の大きな決断にいたるまでわたしたちは天気との関わりの中で

様々な決定をしてきました。

本展は、人が操作できないその天候という要素を起点とし、展示構成に関係させることで

通常の作品鑑賞とは異なる、より動的な鑑賞体験を促すこと試みたいと思います。








晴れ





曇り













鬣 恒太郎|Kotarou Tategami

1981年兵庫県生まれ、京都市在住。 2013年京都芸術大学(京都造形芸術大学)大学院修士課程芸術表現専攻修了。 18年、アーティストコレクティブ〈木曽路〉を彦坂敏昭、前谷開と共に運営。フィールドワークの経験を絵画に落とし込むことから出発しインスタレーションを含めた展示、空間設計をする。 社会や宗教と美術の関係に着目し、時代において移り変わる関係性について考察、空間を制作することにより第三者に解釈を委ねる機会を創出する。
主な個展に「Ba/ば」(千鳥文化ホール、大阪、2023)、「Ba/ば」(VOU/棒、京都、2021)、「酔いの明星」(FINCH ARTS、京都、2018)、「Dear Big brother」(京都芸術センター、2016)
グループ展に「VOCA展」(上野の森美術館、東京、2019)、「ALLNIGHT HAPS 人と絵のあいだ」(HAPS、京都、2016年)など

中村 百花|Momoka Nakamura

1997年大阪府生まれ。2020年京都造形芸術大学(現京都芸術大学)美術工芸学科油画コース卒業、22年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。記憶の中にある光景や他者との関係性など、自身の周りにありつつも時間によって移り変わる物事を主題にした制作を行う。
主な個展に「Honest」(FLAT space、大阪、2019) 「うまくは言えないが聴いてはくれないか」(京都造形芸術大学、2018)
グループ展に「○○が連続された時」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2023)、「Kyoto Art for Tomorrow 2023」(京都文化博物館、2023)、「Collectors’ Collective vol.6 Osaka」(TEZUKAYAMA GALLERY、VIEWING ROOM、大阪、2022)など

左〈桃の季節〉2023  右〈やさしくなれる〉2023

原口みなみ|Minami Haraguchi

1990年大阪生まれ。2016年京都市立芸術大学院修士課程修了。 日常にある些細なものを象徴化する作品制作を行う。 表現方法は平面絵画からインスタレーションまで多岐に及ぶが、 近年ではモチーフをデジタルドローイングし、切り紙でコラージュ それを油絵にするという媒体を何度も移りかえていく表現技法をとる。
主な個展に「真昼のけむり」Gallery Valeur / 名古屋(2023)、「シンボルとジャンク」福住画廊 / 大阪(2021) 、「ハイ・ヌーン・カウンター」福住画廊 / 大阪(2018)
グループ展に「Diffusion of Nature 2023 土と夢」WATOWA GALLERY/東京 ・ THE BOX TOKYO/東京・GASBON METABOLISM/山梨(2023)、「PLAY」INOUEYOSHIAKIGALLERY / 大阪(2022) 、「それぞれについて、」galleryTOWED / 東京(2021) 、「台灣當代一年展」台北花博公園爭艷館 / 台湾(2019)など

左 〈楽園 〉2022  右〈粘土の春の日〉2021




※本展覧会は大阪府・大阪市からの負担金を活用した大阪文化芸術事業実行委員会の補助金を受けて実施しています。